Web制作には固定IPアドレス化がおすすめ
主に制作会社や広告代理店相手にクライアントワークをするWeb制作者にとって、固定IPアドレス化がおすすめです!
固定IPアドレスの確認方法
自身の現在の固定IPアドレスはこちらのサービスで確認が可能です。
インターネット初回接続時にルーターにIPアドレスが割り当てられます。通常のプロバイダでの契約だと、このIPアドレスがずっと同じではなく、都度変わってしまうんです。
モデムやルーターなどの機器を再起動してインターネットに接続した時に、基本的にIPアドレスが変更になります。
固定IPアドレスを利用する場面は?
どのような場面で利用しているかというと、セキュリティ面からFTPやCMS(WordPressなど)の管理画面をIPアドレスによって制限するためです。
主に改修案件やリニューアル時、FTP情報をいただく際、クライアント先の管理者がこの制限をかけていると、「IPアドレスを教えてください!」と聞かれます。
ここでは、192.168 から始まるローカルIPアドレスは教えないように!
なぜ固定IPアドレスが良いのか
制限解除のため、自身のIPアドレスを伝えるのですが、上記で説明したとおりIPアドレスが変更になると、再び変更になったIPアドレスを先方に伝えて設定を変えてもらう必要があります。
それほど時間がかからない改修だと大丈夫なのですが、1ヶ月以上かかるものだと、固定IPアドレスが途中で変わってしまわないか不安があるまま作業を進めることになります。また、リリースのタイミングで固定IPアドレスが変更になっていまい、作業できなくなると損害が大きいです。
クライアント側が再度、設定しなければいけないこと。そして、いつIPアドレスが変更なってしまうかわからない不安さから、固定IPアドレス化をおすすします。
固定IPアドレスサービス
ASAHIネット「固定IPアドレスオプション」
こちら僕が使っているサービスです。月額1,980 円で他のサービスと比べると最安です。(2024年2月に値上げしました)
フリーランスになるときに、プロバイダごと変更しました。2年以上利用していますが、特に問題なく利用できています!
インターリンク マイIP
どうしても今のプロバイダから変更できない場合でも、そのまま利用できるのが特徴です。
インターネットに接続した状態で(プロバイダー等は問いません)、インターリンクのVPNサーバーに接続することで、接続元のパソコン端末にグローバル固定IPアドレスが割り当たります。接続後のインターネットアクセスは、全てインターリンクVPNサーバーを経由して行われます。
VPNサーバに接続する仕組みなんです。月額1,100円となります。
まとめ
固定IPアドレス化のメリットを説明しました。クライアント側から見たら、ちょっとした差別化になるので、少々コストはかかりますが、取り入れても損はないサービスだと感じます!